2012/05/30

「TOEICテスト新公式問題集」の使い方

TOEICテスト新公式問題集の使い方について、経験談をまとめます。

ここでは社会人のような、じっくりTOEICに時間をかけられない人向けの内容を書いていきたいと思います。正直勉強のための時間は一日の中でなかなかとれないですよね。TOEICの試験はリスニング45分+リーディング75分なので実戦形式で2時間かけて新公式問題集を使うのは、正直現実的ではないと思います。

そこで、30分程度時間がとれるタイミングを見計らって、パート単位で問題を解いていきました。リーディングの問題では、パートごとにかかる時間を計っておき、自分がいったいどれだけ時間をかけて解いているのかを認識するように心がけていました。例えば私はパート7に35分くらい時間がかかるので、パート5は1問30秒、パート6は1文書2分かな、といった具合にシミュレーションしていました。


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繰り返して解いた問題で、繰り返し間違えるところは重点チェック。
正答した問題であっても、解説を読み、論理的に解けているのかを確認する。
正答した問題であっても、文書の中の自分の分からない単語を覚えていく。


Part 1
"being"などの進行形がでてきたら、絵でまさにそれをdoingしているかを要チェック。
How long は期間、How far は距離。
〜,don't you? などの付加疑問文にびっくりしない。

Part 2
文頭の疑問詞(What, Who, Howなど)を必死で聞く。
聞き取れなかったからと言ってくよくよしない。

Part 3
Part 4
問題文が読まれる前にざっと設問の内容は目を通す。例えば、設問にyesterdayやMay 15などのキーワードがあれば重要ポイントとして頑張って聞く。重要でないところは聞き流す。
設問を読みながら、問題文を聞き取る、という両刀遣いは無理だと思った方がよい。


Part 5
ゆっくり考えて解いても本番対策には役に立たない。
とにかくスピード重視の対策を。常に自分の限界のスピードで解き、その時にどんな落とし穴に自分がはまるのかを意識する。
なるべく文書を読まないで回答する練習をする。例えば品詞の問題(形容詞、副詞、名詞、動詞から選択)であれば、問題の前後のみだけで判断する。全文読むのは無駄。

Part 6
とにかくスピード重視だが、ここでは文書を読み飛ばさない。文脈を理解しないと解けない問題がある。
速読。

Part 7
出てくる文書の種類は限られているので、どんな内容の文書が多いのか慣れる。コピー機が壊れる文書がでてきたら、またか、と思える余裕は欲しい。
もちろん速読だが、そもそも英文への慣れが必要。問題量にギョッとした時点で負け。
海外のNew Siteや洋書を読むようにして英文に慣れるトレーニングをしていました。





2012/05/29

こんにちは。
前回の投稿から3ヶ月経ってしまいましたが、徐々にTOEICのスコアに変化が出てきたので、投稿します。

5月9日にもTOEIC IPテストを受験してきたのですが、スコアとして715点がでました。勉強前は505点だったことを考えると実に200点アップしたことになります。
自分の目標は当面800としているので、まだまだ道のりは長いのですが、ここまでスコアが伸びた勉強法を紹介したいと思います。



教材の紹介


はじめての新TOEICテスト 完全攻略バイブル


800点くらいまでの点数を狙うには十分活用できる書籍です。
TOEIC,TOFEL特化型専門校の代表の著書ということもあり、TOEIC試験対策という観点で出題傾向、出題意図、ひっかかるポイントなどを丁寧に解説しています。
問題量は、ほぼTOEIC試験1回分程度なので、問題量はこなせません。しかしどのように正当を導けばいいのか、という基本かつ大切なことを学べる一冊です。

リスニングもネイティブスピーカー、かつ、米加英豪の各国の言葉をちりばめたリスニングスクリプトの録音があります。私はこの録音をiPodにいれて、行き帰りの電車の中で繰り返し、ごく全てが認識できるように聞くようにしています。

リーディングについても、特に文法の解説が秀逸だと感じています。ともすると私は今まで文法の問題は「なんとなく」回答するしかすべを持っていませんでした。この本を読み進めていく中で、改めて文法の基礎や考え方を学ぶことが出来ました。結果として、論理的に回答を導くことが出来るようになりました。
この違いはとても大きいと感じています。




TOEICテスト新公式問題集 Vol.4


上述の「はじめての新TOEIC 完全攻略バイブル」で基本的な回答の考え方は身につきつつあるので、あとは問題をこなすことがとても大切に感じています。
そこで問題の数をこなせるという意味で、どのような問題集がいいのかと、大手書店のTOEIC本を色々みてまわりましたが、結局たどり着いたのは、新公式問題集でした。

究極的なことを言ってしまうのであれば、TOEICは英語の勉強ではなく試験です。
例えば出題される英文の種類やジャンルは限られていることは数少ない試験経験しかない私でも十分理解することが出来ました。であれば、試験対策は過去問に相当するものを繰り返すのが望ましいと考えました。(過去の情報処理技術者試験での経験則です。)

新公式問題集は、おおむね2回分の試験問題と解説が含まれています。解説はややぶっきらぼうなところは否めないのですが、本番の試験形式の問題であるので本番の対策はくみやすいです。
後日新公式問題集の使い方は紹介させていただくつもりですが、私はこの教材についても問題を繰り返すことを心がけています。